「クリエイティビティに溢れた映像制作」。そのクオリティを担保するカギの一つは、ズバリ「アイデア」です。インタビュー映像や、ドキュメンタリー映像を作る時にも、映像の面白さを決めるのは他にない独創的なアイデアです。
しかし、「そうは言っても難しい」のがアイデア出しの悩みどころ。これをどう解消するかは、映像制作においてとても重要です。映像のインタビューのアイデア出しのフェーズを充実させることで、
・アイデア出しに困らなくなる
・オリジナルの映像制作ができる
・クライアントのニーズに応えられる
などのメリットが多く存在します。
しかし、「どうやって映像制作のアイデアを出すのか分からない…」と感じた方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたに、この記事では、
・アイデア出しの参考資料の集め方
・アイデア出しを「無理矢理」進める方法
・アイデア出しの注意点
の3点について解説しています。
この記事を読むことで、映像制作を助ける独創的なアイデア出しの方法をマスターすることができます!
ぜひ、ご一読ください。
映像制作の最初の会議…「さてどんな映像を作ろうか!」みんなでアイデアを出し合うけれどもなかなか面白いアイデアが出ない。みんなで集まって長時間考えたのに成果はゼロ…。こんな経験、あるかもしれません。
面白い映像には、面白いアイデアが必要なのですが、この「面白いアイデア」を出すのが難しい。ですが、工夫次第でスムーズにアイデアがどんどん出てきますよ。では、その「工夫」の方向性をまとめましょう。
・何かを参考にする
・無理矢理アイデアを捻り出す
とても極端な二軸にまとめました。潔く何かを参考にするか、無理矢理やり切ってしまうか。アイデア出しは、この二つだと思っています。一見、「パクる」と「投げやり」に見えるかもしれませんが、違いますよ。これはあくまで「工夫」なんです。ゴールは練りに練られたオリジナル企画を作ることですからね。
それでは早速、具体的にはどのような方法を使えばいいのか解説しましょう。
◆参考資料は「近く」で探さない 〜映像制作から遠く、クライアントから遠く
何かを参考にして映像制作を進めると「パクリ」になってしまう…。確かに、その危険性はありますが、工夫次第で回避できますよ。参考資料を探す時は映像ではなく、敢えて「画像」で検索してみましょう。そして、クライアントとの関連が少ないワードで検索するのです。例えば、「女子校」さんが、「生徒を募集するための広報用映像を制作したい」と言った場合はどうでしょう。
「女子校 映像」と検索して資料を集めようとしませんでしたか?残念ですが、その集め方だと、「パクリ」映像に近づいてしまいます。ここは思い切ってピンタレストやグーグル画像検索を使って画像ベースで資料を探してみましょう。
では、画像検索の際に「女子校」ではなく何を打ち込むのか?それはクライアントのニーズを打ち込むのです。きっと、受注の際に「〇〇な雰囲気の映像を作りたい」「〇〇な人たちに見てほしい」など様々なニーズを聞いているはずです。
例えば、「落ち着いた雰囲気で、スクールカラーの青を基調にして作りたい」「じっくり勉強をしたい、大人しめの子たちが多い学校」こんな情報があったら…。こんな風に調べてみます。
そんな!服が出てきてしまった!…いえ、これは失敗じゃないんです。これが正解なのです。映像からヒントをもらおうとすると、「パクリ」に。でも、服からヒントを得たらなんかオリジナルのアイデアっぽい気がしませんか?クライアントに、「実は青いシャツから着想を得まして…」と話せば、面白いアイデアの出し方をしているな、と一目置かれるかも。例えば、左下のタイルに注目したなら、
こんな風に検索するとどんどんアイデアの幅が広がります。
「色んな形のタイルが合わさって一つの形になる」「青にも深い青や澄んだ青がある」「派手派手しくなく鈍い光り方をする」こんなタイルの特徴から、「御校の落ち着いた雰囲気を青と落ち着いた光り方で表現する」「様々な色・形のタイルで生徒たちの多様性を表現する」こんな言い方をすれば、一つの企画が生まれます!
一つの画像からどれだけ妄想できるか。企画とは妄想です!
◆無理矢理捻り出す 〜アイデアシートを上手く活用する
そうは言ってもクライアントのニーズを考えて、一つの画像から妄想して…なんかハードルが高い!確かに最初はとっつきにくさを感じるかもしれません。そんな時には、もっと簡単にアイデアを「練り練り」できるアイデアシートを活用してみましょう。
例えば、大谷翔平さんが使用しているというマンダラートシート。一つのテーマから無数のアイデアを引き出すツールとして、簡単に活用できます。この他にも多くのビジネス用アイデアシートがありますので、一度調べてみるのをおすすめします!
参考画像:https://www.tobi-kikaku.jp/method/mandalart
映像制作における企画のアイデア出しについて、伝わったでしょうか?この企画のアイデア出しには、注意点があります。
・参考資料はあくまでも「資料」としての活用を。「パクリ」にならないよう気を付ける。
・クライアントの意向を無視した企画にならないよう摺り合わせが必要。
特に2番目のクライアントとのやり取りは密に行いましょう。画像検索で妄想に浸りすぎると、クライアントの理想から外れてしまう場合もあります。映像制作は丁寧に進めましょう。
今回は、【映像制作の企画を考える!アイデア出しの時、何を参考にすればいいの?】についてご紹介しました。あなたも映像制作してみませんか?”WORKAHOLIC”では、商品紹介映像の制作を得意としており、企業VPも制作可能です。フルリモートで制作することも可能なので、低価格で映像を制作することができます。東京・大阪だけでなく全国で映像制作を行うことができますので、お気軽にご連絡ください。